骨粗鬆症について
骨粗鬆症とは
骨粗鬆症の検査

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは、長年の生活習慣などにより骨の量が減ってスカスカになり、骨折をおこしやすくなっている状態、もしくは骨折をおこしてしまった状態のことをいいます。
粗(そ)は”あらい”という意味です。鬆(しょう)は”す”とも読みます。つまり”す”のはいった大根のように内部があらくなった状態をさします。
私たちの骨は左のグラフのように18歳ごろをピークに、年をとるごとに少しずつ減っていきますから、骨量の減少それ自体は生理的現象ともいえます。
そこで、骨量が2〜3割も減り、骨の構造が弱くなって、その結果として骨折を起こしやすくなった状態ではじめて骨粗鬆症という病名がつくのです。
骨量の減少は、おもに骨の中のカルシウムの減少でもたらされるものです。

骨粗鬆症が原因で起きる骨折部位は、上腕骨頸部(腕の付け根)・脊椎(せぼね)・大腿骨頸部(足の付け根)・手関節(手首)です

骨粗鬆症の検査として骨密度チェック(骨のつまり具合を見る検査です)があります。
当院では、左図の踵の骨を超音波を使って測定する器械を導入しています。
測定時間約10秒と簡単にできる検査ですので、皆さんお気軽に受けられたらいかがですか?
なお、検査結果は皆様一人一人にお渡ししますので、今後骨密度がどのように変化していくか(これが最も重要!)ご自身でチェックできます

骨粗鬆症の治療の基本は、食事・運動・日光浴です。食事はバランスよく摂るのがよいのですが通常の食事では不足がちなのがカルシウムです。カルシウムとカルシウムの吸収を助けるビタミンDを意識して多く摂ることが大切です。詳しくは骨粗鬆症の食事療法(萬有製薬)のページをご覧下さい。
運動は骨に刺激を与え強くすることができます。散歩やゲートボールなど軽めの運動を行って下さい。ただし、やりすぎは関節痛、腰痛の原因となりますのでご注意下さい。
日光浴の効能は、カルシウムの吸収を助けるビタミンDを皮膚で作られることです。
最後に薬物療法ですが、当院では現在もっとも治療効果が高いと認められている薬を処方しております。ただし、副作用で胃腸障害がありますのでご相談下さい。

骨粗鬆症の検査
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